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さてさて、F-04Bとプロジェクタの組み合わせで、仕事をしながら大画面でワンセグを観たり、アプリを立ち上げて大画面でゲームしたりしてるんですが、とりわけ映像系コンテンツを自分でエンコードして観る機会が多い。そこで、今回はF-04Bで再生可能なmp4ファイルをエンコードするときの最高ビットレートを公開します。
個人的には、ケータイで再生可能なmp4ファイルのエンコードで最も簡単かなと思っているのがViO Mobile Converterです。
ただ、これ公式的な配布が終了してしまったようですね。一応こちらからダウンロードが可能です。
Download VIO Mobile Video Converter free
これ以外だとケータイ会議メンバーのカイさんが紹介しているMediaCorderなんかもよさげ。
MediaCoderでF-04B向けモバイル動画を作ろう – カイ士伝
Macでも使えるやつだと、HandBreakあたりがいいでしょうかね。
HandBrake日本語版 Wiki – SourceForge.JP
動画をエンコード、ケータイに保存する方法については、各エントリを参考にしてもらうとして、動画のエンコードで最も重要なのがビットレートの設定です。
動画のビットレートについては、実は端末によって仕様が異なることから、設定可能な数値も違ったりします。実際、同世代、同スペックのF-01BとF-03Bと比べると、ビットレートの設定可能な幅が異なるんです。
因みに、この数値については基本的に表に出てない情報なので、普通はトライアンドエラーを繰り返すものなんですよね。まぁ、僕の場合は仕事柄情報があるのでwww
というわけで、設定値については以下の通り。F-04B専用の数値ですが、H.263だけはF-01B、F-03Bでも再生可能な数値になります。ビットレートはビデオコーデックによって変わるので、エンコード時の設定に合わせて数値を入れましょう。
■MP4(MPEG-4 Visual Simple Profile Level 0)
・MPEG4+AMR 3000kbps+12.2kbps
・MPEG4+AAC 3000kbps+128kbps
■H.263 baseline
・H.263+AMR 1500kbps+12.2kbps
・H.263+AAC 1500kbps+128kbps
■H.264 baseline Level 1.2
・H.264+AMR 5000kbps+12.2kbps
・H.264+AAC 5000kbps+128kbps
最高画質でエンコードをかけたいのであれば、H.264コーデックでやるのがベストですね。いずれにしても最高ビットレートでエンコードするとファイルサイズはでかいですし。
また、フレームレートはいずれも最高30fpsで設定可能ですが、フレームレートだけは、元の動画の数値を継承しておくほうが無難です。変にいじると、動画と音声にズレが生じる場合がほとんどですので。
ついでに言うと、音声については出来るだけAACがいいですね。AMRはモノラルですし、ものによっては音声が聞こえないなんてこともありますから。特にプロジェクタと結合して再生させても、音声自体はF-04B本体のスピーカーから流れるので、音声ビットレートも最高にするのがいいですよ。
もちろん、今回紹介したビットレートはプロジェクタの有無にかかわらず、F-04Bで再生可能なものになりますので、是非この設定値を使って、最高クオリティの動画ライフを楽しんでみて下さい。
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