“スマホ史上最高レベル”と謳う「ARROWS NX F-05F」に搭載された日本語入力システム「Super ATOK ULTIAS」。
富士通とジャストシステムが「スマホでどれだけ日本語を入力しやすくするか?」を考えに考えて創りだした、全く新しいATOKです。
ちょっと今回はその一端について触れてみたいと思います。
予測精度・変換精度が高い!
ATOKでは当たり前なんですが、やっぱり入力文字からの予測精度、それと変換精度がとても高いんですよね。

例えばこんな感じでそこそこ長いテキストを入力したとしても、

変換キーを1度タップしただけで、こんな感じで一発変換してくれます。
サンプルで入力しているテキスト自体、そこまで変換精度を試せるようなものではないかもしれませんが、一度も変換キーをタップせずにずいずい文字入力していっても問題なく変換されるというのは気持ちがいいもんです。
日本語やカタカナ語を英語に変換!
この機能もATOKなら当然といえば当然の機能ですが、日本語やカタカナ語は単語単位で英語の変換候補を提示してくれます。例えば、

このように「ちゅうしょく」と入力して変換キーをタップしていくと、

候補に英語の「Lunch」が表示されました。
「あれ、この単語って英語だとなんだっけ?」なんていう時に大変便利。辞書いらずですよねぇ。
また、カタカナ語の場合も同様です。

こんな感じでさきほどと同じように英語の候補を提示してくれますよ。
地名を入力すると住所が展開される!
郵便番号から住所展開するというのはATOKにかぎらずできることではあるんですが、まさか地名だけで住所展開してくれるとは驚きですね。

地元・青葉台の住所を出してみようと思ったら、北海道を始めとした「青葉台」が住所に含まれる候補をまるっと北から南まで出してくれました。

いやー、これは地図検索のときとか便利だろうなー。
手書き入力が想像以上に軽快!
「スマホでどれだけ日本語を入力しやすくするか?」というスタートから創りだされただけあって、手書き入力が非常に軽快なのも印象的。

実際に入力してるところは今度動画にでもするとして、キーパッドエリアの上に2つの青枠が表示されていますが、ここに指やタッチペンで文字を書いていくだけで、文章を作ることができます。
手書き認識精度はめっちゃ高いですね。割りと乱雑に書いてもしっかり認識してくれたので、ほぼ書き直す手間がいりませんでした。
手書き入力って他の端末でも見かけますけど、だいたいは書き直しが面倒になってきて使わなくなるというオチになりがちなんですが、こと「Super ATOK ULTIAS」の手書き入力はそうしたこともなさそう。
フリック入力を始めとして、スマートフォンでの文字入力は苦手という人は間違いなく感動するレベルで使いやすいです。
キーボードレイアウトが変えられる!
他社製スマートフォンを利用して乗り換えると、キーボードレイアウトが少し変わるだけでも入力スピードに影響出ちゃいますよね。
まぁ、スマートフォンの場合多少の違いなので、割りとすぐに慣れちゃうものだとは思うんですが、そんな人に嬉しい機能も搭載されています。

そう。キーボードレイアウトを他社のレイアウトのようにすることができるんです。それでいて使い勝手は「Super ATOK ULTIAS」そのまま。
上のは左からXperia、Garaxy、AQUOSのキーボードレイアウトですね。

これ以外にもiPhoneや、さらにはフィーチャーフォンのキーレイアウトまで用意されています。フィーチャーフォンのキーレイアウトの場合は、決定キーと選択キーも一緒になっています。うーん、細かいw
手の小さい人のことも考えた作り
地味にコレはいいんじゃないか? と思ったのがキーレイアウト全体の大きさと配置を変更できる機能。

赤枠で囲ったところをタップして動かすと、キーボードの大きさや配置を変更できるんです。

右利きの人であればキーエリア全体を右に、左利きの人であれば左に配置することで、より打ちやすい状態にすることができるんですね。
「ARROWS NX F-05F」は画面が5インチと大きめで、幅がそれなりにあるので、少し手の小さめの人にしてみると片手フリック入力がしづらいんですが、こんな感じで配置を変更すればそうした点も解消できちゃいますな。
ホント細かいところまで考えてるなぁ。
投稿 やっぱりATOKいい!「Super ATOK ULTIAS」の一端に触れてみた件 は [M] mbdb [モバデビ] に最初に表示されました。